分譲住宅を選ぶうえでのポイントとは
【建設中の分譲住宅】
分譲住宅には建物が完成しているものと建設中の物の2つの場合があります。
分譲住宅と聞くと、建物が完成しているものを想像しますが、建築確認申請と呼ばれる建築許可を受けていれば、土地だけの状態、建築中の状態でも分譲住宅として販売することができます。
建物が完成している場合は実物を確認できますが、建設途中の状況がわかりません。
建物が未完成の場合は工事段階から確認することができるため、どのような工事をしてるか見ることが出来ますが、完成時のイメージがつかみにくいです。
【建物に必要な書類】
実際に建築工事を行うのには設計図が必要です。
設計図と一言で言っても各階の間取り図、かな形図、図面仕上表・仕様書など、たくさんの種類があります。
【設計図通りにできているか】
構造的にもしっかりした建物を造るためには設計図通りに建てられている必要があります。
設計図と実際の建物に違いがある時はその理由を確認しましょう。建物と図面が違う場合、構造上に問題がなくても設計図を書き直してもらわなければなりません。
ドア、照明など目立つところだけでなく、コンセントの位置、数などの細かい点も見落とさないよう、忘れずにチェックしましょう。
【部屋の使い勝手】
購入を考えている物権が完成している場合は、使用目的にあわせた家具などを配置したイメージを浮かべて各部屋を見てみましょう。
日当たり、風通し、部屋の広さ、廊下や階段の幅、水回りの位置、収納スペースなども実際に生活をしてる様子を浮かべながら確認していきましょう。
【仕様書・仕上表】
仕様書は建物に使われている全ての建材が書かれている書類です。
キッチンやバスユニットなどはメーカー、品番まで書かれているので不明な点は販売担当者に聞いて確認しましょう。